花き農家を応援/輪ギク価格低迷受けて応援コーナー設置

 JAあいち知多は新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売不振に苦しむ花き農家を支援しようと、管内グリーンセンター・グリーンプラザで応援コーナーを設置して来店客へ購入を呼び掛けています。
 政府の緊急事態宣言再発令を受け、業務や仏花で使う切り花の相場が大きく下落しています。主力の輪ギクは平年の半値近くで、カーネーションなど他の仏花商材も低迷しています。JA営農部販売課の間瀬善仁花きマネージャーは「葬儀の縮小が加速して業者からの引き合いが弱く、小売店の荷動きも鈍い」とし、販売苦戦の長期化を警戒します。
 JA特販部産直課では、切り花の中でも特に価格が低迷する輪ギクについて、店頭用POPを作成して応援コーナーを新設。古川剛資課長は「花持ちがよいので仏花としてだけでなく観賞用として輪ギクを家庭で飾ってもらいたい」と話します。



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