生育順調で6月下旬までに100万本出荷/カーネーション目ぞろえ会

 JAあいち知多管内のカーネーション出荷組織「知多フロリーダ」は3月23日、常滑市にある同JAの花き集出荷施設「アグリスフラワーポート」で目ぞろえ会を開きました。生産者ら10人が参加し、出荷に向けて規格や等級を確認しました。
 知多フロリーダでは、スプレー系を14種類、スタンダード系を18種類出荷しているほか、茎に色水を吸わせて花に色を付けた「レインボーカーネーション」の人気も高まっています。6月下旬までに100万本を北海道、関東、中部方面などに出荷する予定。
 石川和照会長は「まっすぐで太くボリュームもある。病害虫の被害もなく品質は良好なので母の日に向けて期待ができる」と生育状況を話しました。
 同JA常滑北部営農センターの牧勇太営農アドバイザーが、出荷時の花の咲き具合(切り前)の基準、茎の硬さなどの規格を説明。「品質を落とさないようにがくの割れやつぼみの開きすぎに注意し、開花状態をそろえてください」と要望しました。



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