医療従事者へ感謝込め/地元産花きで癒しを

 半田市花卉園芸組合は3月29日、地元産の花きで作った花束を同市立半田病院の医療従事者へ贈りました。コロナ禍の最前線で奮闘する医療従事者への感謝の気持ちを込めて、花きが癒しになればと企画しました。
 花束は市内で生産されたカーネーションなど赤や黄色の花3~4本のセットで300セットを用意しました。同組合は毎年この時期、花きの直売イベント「半田市春の花まつり」を開催していたが、コロナ禍の影響で昨年に続き今年も中止になりました。それでも何かできないかと医療従事者に花束を贈ることを決めました。
 同組合の榊原実治組合長は「医療現場で看護師をはじめとした従事者の心身が疲弊する中、私たちで何かできることがないかと考えた。少しでも医療従事されている皆さんの心の励みになれば」と話しました。
 花束の寄贈は、JAあいち知多花卉協議会の「知多産花きの魅力発信支援事業」の一環。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各種イベントやセレモニーの自粛により花きの需要が不安定な状況にある中、地域住民へ「知多半島産花き」の魅力を知ってもらおうと各種事業を企画している。



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