日本農業賞(個別経営の部大賞)受賞を報告/あぐりサービス

 第50回日本農業賞の個別経営の部大賞および農林水産大臣賞を受賞した有限会社あぐりサービスが3月26日、JAあいち知多の総合本部ビルを訪れ、受賞を報告しました。
 あぐりサービスの小島誉久代表取締役は、現況の経営内容や課題、将来的な展望を報告し、「労働力の確保など職場環境を整えて、今後も地域のため楽しく農業をがんばっていきたい」と話しました。
 JAあいち知多の山本和孝組合長は「JAと一緒にこれからも地域農業をけん引していってもらいたい」と受賞を祝福しました。
 あぐりサービスは飼料作物の大規模コントラクターとして地域の耕畜連携を先導してきました。稲作に向かない農地を保全する役割も果たします。栽培面積は飼料用米34ヘクタール、稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ=WCS)9ヘクタール、飼料用トウモロコシ7.7ヘクタール、主食用米11ヘクタールなど。稲WCSは50ヘクタールの収穫作業も受託します。従業員6人のうち3人が女性。うち2人は大型免許を取得して機械作業を担うなど、女性が働きやすい職場づくりを実践していることも評価されました。



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