ハウスイチジク出荷始まる/生育順調で例年より早い出荷

 JAあいち知多管内で4月2日、ハウスイチジクの出荷が始まりました。出荷初日のこの日は同JA知多営農センターに20パックが出荷されました。JA担当者が果実の形や着色、ハトメの割れ具合などによる等階級の選別基準を確認して梱包しました。
 JAあいち知多ハウスいちじく部会は知多半島内でハウスイチジクを生産する農家の組織。東海、知多、常滑、南知多で栽培されており、今年は9人が224アールで栽培。4月上旬から8月上旬までに21万4千パック(1パック360グラム以上)の出荷を見込みます。
 知多営農センターの川村俊介営農アドバイザーは「暖冬で雨が少なかったため生育がすすみ例年より出荷が1週間早い」と話します。JAあいち知多販売課の森岡哲生作目別果樹マネージャーは「生育は順調で病害虫の被害もない。GW明けに生産者の荷がそろい本格的に出荷が始まる」と分析します。



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