巡回で開花状況確認/JAあいち知多球根部会

 JAあいち知多球根部会は4月12日、ラナンキュラスとアネモネの開花状況を確認するため、ほ場巡回を行いました。部会員、種苗会社の担当者ら10人が参加し、区画ごとに花の色や混ざり具合、形状を確かめました。
 同部会は東海市大田地区を中心に7戸の農家が約1.4ヘクタールでラナンキュラス、アネモネの球根を栽培しています。種苗会社からの委託栽培を含め、親種から株を育て、球根を種苗会社へ販売します。栽培区画ごとに球根を掘り上げて出荷するため、花の色や形状は、実際に開花した状態で確認。区画内に別の色や品種が混じった場合は抜き取ります。
 10月ごろにまいた種は4月から5月にかけて花をつけるが、球根を肥大させるため花は5~6回ほど刈り取ります。6月初旬から中旬に掘り上げた球根は各農家が乾燥選別し、7月下旬に共同出荷します。
 同部会の佐治達也部会長は「これから区画ごとに色や品質が混じった花を丁寧に抜き取るなど管理を徹底し、良質なものを出荷していきましょう」と部会員に呼び掛けました。



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