本格出荷前に規格を確認/ハウスイチジク目ぞろえ会

 JAあいち知多ハウスいちじく部会は4月19日、ハウスイチジクの本格出荷を前に、JAあいち知多の知多営農センターで販売会議と目ぞろえ会を開きました。部会員、JA、市場関係者ら19人が集まり、選別の基準を確認。有利販売に向けて意思統一を図りました。
 ハウスいちじく部会は知多半島内でハウスイチジクを生産する農家9人が224ヘクタールで栽培。東海、知多、常滑、南知多で栽培しています。3月下旬から8月中旬までに21万4千パック(1パック360グラム以上)の出荷を見込みます。
 販売会議では各支部の事務局がそれぞれの地域の現状について報告。「病害虫の被害はなく品質は良好。ゴールデンウィーク明けに本格出荷を迎える」と分析しました。経済連や市場担当者は「有利販売するために正確な出荷情報を提供してほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったイチジクを使い、着色や形状、ハトメの割れ具合などによる等階級の選別基準を参加者全員で確認しました。皆川浩部会長は「生育は順調なので品質の安定したいいイチジクを出荷していこう」と呼び掛けました。



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