早生タマネギ本番/有利販売に向け選別徹底

 大府露地野菜協議会は4月20日、早生品種の出荷が本格的に始まる時期に合わせてJAあいち知多大府営農センターでタマネギの目ぞろえ会を開きました。生産農家ら70人が集まり出荷基準を確認しました。
 同協議会の廣瀬保敏会長は「規格に沿ってしっかり選別しいいものを出荷しよう」とあいさつしました。JAあいち経済連の担当者は「2L、Lサイズを狙って品質のそろったものを出荷してほしい」と要望しました。市場関係者は「北海道産が来週で終了する。産地の切り替えをスムーズにすすめて売り場を確保したい」と話しました。
 目ぞろえ会では同協議会たまねぎ部会の竹内雅人部会長が出荷規格を説明。「風乾は2日以上で土砂は落とし、黒皮は除去すること」と呼び掛けました。鈴木栄専任検査員は「仕上がりを確認しながら適期収穫をお願いしたい。契約出荷に分球は入れないこと」と要望しました。
 JAあいち知多では東海市・知多市・大府市・南知多町を中心に278戸の農家が75.4ヘクタールでタマネギを栽培。1月初めから7月中旬までに、市場出荷と業務向けの契約出荷を合わせて4,400トンを出荷します。



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