高齢者のための食事を学ぶ/ぬくもりの会弁当作り講習会

 JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」武豊支部は4月28日と30日の2日間、同JA武豊営農センターで「ミニデイサービスのための弁当作り講習会」を開催しました。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、2斑に分かれて活動を行いました。28日にはJA愛知厚生連の山野佳子管理栄養士を講師として招き、会員14人が「高齢者のための食事」について学びました。昨年度より続く新型コロナウイルス感染症の影響により、ミニデイサービスの活動は自粛しているが、感染対策をしっかりと行いながら講習会等を開催し、活動を続けています。
 この日の献立は「豚小間肉のやわらか酢豚」、「オクラとそうめんの寒天寄せ」、「小松菜とひじきの白和え」、「かぼちゃの茶巾しぼり」の4品。野菜などの具材を細かく切る、ブロック肉を丸めた豚小間肉で代用する、むせやすい麺類を寒天寄せにするなど高齢者にも食べやすいような工夫がたくさんされています。また、高齢者に不足しがちな水分や栄養素もたっぷり。
 山野さんは「高齢者は気付かないうちに水分不足になりがちなため、食事から水分をしっかりとることが大切。こまめな水分補給も心掛けて」と呼び掛けました。
 参加者は「コロナ禍でミニデイサービスはできないが、できる範囲での活動を続けたい」「久しぶりの活動で楽しい」と話しました。



  • 前へ
  • 次へ