摘粒・摘房のポイント確認/ぶどう組合が房づくり講習会

 東浦森岡ぶどう組合は6月4日、東浦町内の石田農園でブドウ房づくり講習会を開きました。組合員ら関係者30人が参加して、適正な着果量と一房当たりの最終的な重量、房形を整える摘房・摘粒の作業のポイントを確認しました。
 同組合には30戸の農家が所属。作付面積は約35ヘクタールで、巨峰を中心に栽培しています。ハウス栽培と露地栽培を組み合わせて7月下旬から9月中旬にかけて各農家が直売を中心に販売。
 同組合の大西完二組合長が「ここまで生育は順調。講習会でしっかり学んで栽培に生かしてほしい」とあいさつ。講習会前にはアクリル板の設置やアルコール対策など新型コロナウイルスの感染防止策についても再確認しました。
 講習会では愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の平晋一郎主任専門員が、1房当たりの重量と10アール当たりの房数による収量の関係性を示し、摘房や摘粒の程度や方法を説明。「2回目の無核化処理前に予備摘粒を行うこと」とポイントを説明しました。



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