タマネギを段ボール詰めで量販店へ直接販売/販路拡大へ20トンを販売

 JAあいち知多特販部特販課は6月から、タマネギを段ボールに小分けに詰め、大手量販店に直接販売しています。JAが買い取って直接販売することで、販路の拡大につなげている。量販店担当者と商談を重ね、従来の取引店舗以外に新たな店舗へも取り扱いを広げました。
 東浦営農センター敷地内のパッキングセンターで販売先の要望に合わせて1箱9玉以上(4㎏)に詰め、そのまま店頭に並びます。7月までに20トンを販売する予定です。
 パッキングセンターは、選果選別や箱詰め作業を生産者の代わりに行うことで、作業効率の向上が図れるとともに付加価値を付けた販売に繋がります。同パッキングセンターではキュウリ・なす・菜の花・柑橘類の共計品目のほか、インショップ販売用にソラマメや大豆など少量品目も取り扱い、多様な品目をパッキングしています。
 JA担当者は「JAが持つ多様な販売先を活用して農業所得増大へこのような取り組みを増やしていきたい」と話しました。



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