コグニサイズで元気ハツラツ!/JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」

 JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」は7月20日、同JAの総合本部ビルで役員研修会を開催し、20人が参加しました。JA愛知厚生連保健福祉事業部保健福祉課の千坂こずえさんを講師に招き、「頭も体も元気ハツラツ! ~やってみよう!コグニサイズ~」をテーマに講演を行いました。
 コグニサイズとは「コグニション(認知)」と「エクササイズ(運動)」を組み合わせた造語で2つの課題を同時に行うことで脳と体の機能を効果的に向上させる効果が期待できます。また、コグニサイズには「コグニラダー」、「コグニステップ」、「コグニウォーク」などの種類があり、一人でもグループでも人数を問わずできるうえ、楽しみながら実施することで効果も上がるといいます。
 この日は、運動や身体活動が認知機能低下を予防する効果があることを学んだうえで、椅子に座ったままできるものや立って行うものなど、さまざまなコグニサイズを体験しました。まずは、1から30まで声に出しながらその場で足踏みするなどの簡単な動作からはじめ、3の倍数で手を叩く、それができたら、足踏みをサイドステップや前後のステップと組み合わせ、徐々に難易度を上げていきました。千坂さんは「段階を踏んで難易度を上げ、楽しみながら行いましょう。このもどかしさが認知症予防につながります」とアドバイスしました。最後には「コグニラダー」にも挑戦。カラフルなラダー(はしご状の用具)を地面に敷き、「青色の箇所は足を外に出す」、「赤色の箇所で手を叩く」などの指示を組み合わせて、徐々に難易度を上げていきました。
 役員は、できないもどかしさも楽しみながらコグニサイズを体験しました。今後、この日学んだ体験を生かし、各支部の会員にもコグニサイズを広げていく予定。



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