最優秀賞に俵絵美子さん(半田市)/第1回知多牛(響)枝肉共進会

 JAあいち知多は7月20日、名古屋市中央卸売市場南部市場で令和3年度第1回知多牛(響)枝肉共進会を開きました。知多半島内の畜産農家が出品した知多牛29頭を審査し、最優秀賞には半田市の俵絵美子さんの枝肉が選ばれました。
 知多牛「響」は黒毛和種の雄とホルスタインの雌を掛け合わせた交雑種(F1種)で、出荷月齢は22カ月以上。知多半島内で1年以上肥育されたブランド牛だ。肥育農家約50軒、年間出荷頭数約6000頭は、交雑種としては全国有数の出荷規模を誇ります。
 同JAの山本和孝組合長は「知多牛の認知とさらなるブランド浸透につながれば」と期待を込めました。JAあいち経済連畜産部尾張食肉市場の長尾徳明市場長は「市場で知多牛の評価は年々高まっておりニーズは高い。今回最優秀の枝肉についてはサシや脂の質などバランスがすばらしい」と講評しました。
 この日は出品した枝肉の競りが行われ、農家らが見守る中、精肉業者らが次々と競り落としました。
 その他の入賞者は次の通りです。
  ▽優秀賞1席=青木典久(半田市)▽優秀賞2席=鈴木忍(半田市)



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