やすらぎカレッジ/ジェイエイやすらぎセンターで終活セミナー

 JAあいち知多のグループ会社㈱ジェイエイやすらぎセンターは、7月24日、JAやすらぎホール大府で知多半島ライフスクール「やすらぎカレッジ」を開催しました。「やすらぎカレッジ」は、終活を通して、「もっと学ぼう」「もっと楽しもう」「今まで以上に笑顔で暮らしていこう」というテーマのもと人生をより豊かにするための学校で、今回初の試み。23人が参加し、もしもの時のスケジュールや葬儀の意味、葬儀後の手続き、相続についてなどを学びました。
 1限目は、同やすらぎセンター1級葬祭ディレクターの北島孝昭さんが講師を担当し、葬儀事前講習として、葬儀の事前に考えておくことや準備しておくと良いこと、ご逝去から葬儀終了までの流れと押さえておきたいポイントなどを学びました。
 続く2限目は、曹洞宗圓通寺の中井良岳住職と曹洞宗吉祥寺の森慈敦住職を講師に招き、模擬葬儀を行いました。通常、葬儀の際は、参列する身内が住職より前に座ることはありませんが、今回は特別に住職と対面する形で座り、実際の葬儀告別式を体験しました。中井住職は「葬儀は1度きりなので、後悔のないものにしてほしい」と呼び掛けました。
 3限目は、犬飼さちほ司法書士事務所の犬飼祥帆司法書士を講師に招き、葬儀事後講習として、葬儀後の手続きや相続について学びました。遺産相続は90%以上の家庭で必要となり、家族構成、相続人同士の関係性、相続財産によって、その手続きの内容や手間、費用が全く異なるといいます。
 参加者には、突然の死など万一の時に備え、必要な情報や家族へのメッセージ、自分史などをまとめておく「実りの人生ノート」が配られました。
 同やすらぎセンターでは、今回の内容を踏まえ、今後も終活セミナーを行っていく予定です。



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