防災食作りに挑戦/ぬくもりの会東海支部

 JAあいち知多ぬくもりの会東海支部は8月26日、会員研修会を開催し、会員12人が参加しました。
 この日は、防災教育アドバイザーの近藤ひろ子さんを講師に招き、同JA大田支店調理室で耐熱ポリ袋を使った「防災食作り」に挑戦。「簡単炊き込みご飯」、「ツナじゃが」、「タマネギ和風スープ」、「切り干し大根のあえもの」の4品を作りました。
 4品ともに材料をすべてポリ袋に入れて作り、「簡単炊き込みご飯」、「ツナじゃが」、「タマネギ和風スープ」は、湯を沸かした鍋で一度にゆでて加熱処理を行うが、「切り干し大根のあえもの」は、なじませるのみで火を使わずにできます。また、調理後は、ポリ袋の口を切ってそのまま食べられるため、洗い物をせずに済むうえ、普段から食べ慣れている、お吸い物の素やめんつゆ、すき焼きのたれなどで味付けすることで、防災食でも飽きずにおいしく食べることができるといいます。
 近藤さんは、「材料を入れたら、ポリ袋の空気をしっかりと抜き、ひねりながら袋の口を上の方で固く結びましょう」とアドバイスしました。
 また、鍋でゆでる時間を活用し、防災食作りの必需品や避難生活のポイントについて学びました。
 参加者は、「防災食は初めて作ったが、普段のような調味料のため、食べやすそう」「ローリングストックをうまく活用して、災害時に備えたい」などと話しました。



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