新米出荷前に米検査/全体的に品質良好

 JAあいち知多美浜営農センターで9月2日、令和3年産の米検査が本格的に始まりました。
 この日検査したのは「コシヒカリ」935袋(1袋30キロ)、「なつきらり」578袋、「ひとめぼれ」360袋、「ミルキークイーン」168袋の約61トン。検査員の資格を持つJA職員が、もみすり後、袋詰めされた米を無作為に検査。穀刺でサンプルを抜き取り、黒と白のカルトンを使って形質や被害粒の程度を確認し、米の品質や水分などを検査し、等級をつけました。
 今年は例年以上に早い梅雨入りと収穫直前の大雨などの影響が心配されたが生育はおおむね順調。JAの検査員は「今年産は高温障害による乳白色粒の混入は少ない。全体的に品質が良い」と話します。
 米の検査はこの後、「ゆめまつり」「あいちのかおり」に移り、10月末までに3600トンの検査を行う予定です。



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