イチゴの栽培管理を学ぶ/知多半島内のイチゴ農家が全体研修

 JAあいち知多は9月14日、あぐりカレッジあすなろ舎で、知多いちご全体研修会を開きました。知多半島内でイチゴを栽培する農家41人が参加し、今年度の栽培管理のポイントや病害虫防除の注意点について学びました。今年は新型コロナウイルス感染拡大対策として午前と午後の2回に分けて実施しました。
 研修会では愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の樋口達治主任専門員が、「イチゴ苗の花芽検鏡結果および栽培管理」と題して、6月から9月にかけての気象の傾向を踏まえ、温度管理をしっかり行うことや生育経過、花芽分化の状況、定植後の管理ポイントを説明。トヨタネ株式会社栽培支援部栽培サポート課の佐々木達也さんが「イチゴ栽培における環境制御と生産向上技術」をテーマに講義を行いました。
 会場では、肥料、農薬メーカーの担当者らが、肥培管理や天敵昆虫の活用、最新の農薬情報を紹介したほか、資材などを展示して参加者に説明しました。



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