年内キャベツの出荷規格を確認/目ぞろえ会開催

 JAあいち知多キャベツ部会は10月19日、大府営農センターで年内キャベツの統一目ぞろえ会を開きました。キャベツを栽培・出荷する農家ら66人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市、常滑市、南知多町を中心にキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷します。今年は101戸の農家が同部会に所属し、93ヘクタールで作付けし、市場出荷と業務用出荷をあわせて4600トンの出荷を見込みます。昨年からは、出荷時期延長を目指して冷蔵庫を活用した端境期出荷や初夏キャベツへの栽培にも取り組んでいます。
 大府露地野菜協議会の廣瀬保敏会長は、「少しでも値が上がるよう、品質の良いものを出荷していこう」とあいさつ。JAあいち経済連園芸部西部販売課の滝本哲也さんは情勢を報告し、「安定した出荷をお願いしたい」と呼び掛けました。
 目ぞろえ会では浅田昌専任検査員が切り口の調製や段ボールへの詰め方などを説明。「切る際に使用する包丁などはきれいなものを使用すること。段ボールに詰める際はサイズをそろえ、向きを確認すること」と呼び掛けました。



  • 前へ
  • 次へ