愛知県初「営農・経済事業の成長・効率化プログラム」実践に向けて

 JAあいち知多は、営農・経済事業の経営基盤強化のための、成長・効率化に向けた「営農・経済事業の成長・効率化プログラム」を今年度7月より進めています。愛知県内JAでは初の取り組み。
 「営農・経済事業の成長・効率化プログラム」は成長・収益拡大戦略、効率化戦略事業再構築戦略を柱とし、事業別・場所別での「収益構造」を表面化したうえで、「職員がすべきこと」を明確にする取り組み。目標を数値化して「見える化」し、目標達成に向けた行動管理を行いながら実績の積み上げを目指します。
 7月より農林中金、中央会などの実践支援チームが事業の成長と業務改善の糸口をつかむため、約14週間JAに常駐し、各事業の財務分析、施設の視察、役職員との協議を重ねました。
 10月18日には、JAあいち知多の総合本部ビルで、本プログラム案の最終報告会を開催しました。JA役職員、連合会など108人が出席し、具体的な施策と実践計画案を報告。収支改善を進め、長期にわたり安定した経営活動を進めることで、組合員から信頼され、安心してご利用いただけるJAを目指します。
 JAあいち知多の山本和孝組合長は、「課題解決に向けた当事者意識をしっかりと持ち、各施策を実施してもらいたい」とあいさつ。明壁信介専務は、「本日の内容は決断して実行するに値するものだと確信している。まずは、このプランを確実に実行していきたい」と話しました。



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