児童が稲刈り体験/女性部阿久比地域食農出前講座

 JAあいち知多女性部阿久比地域は食農出前講座の一環として、阿久比町管内の小学校の5年生児童に稲刈りを指導しました。
 10月21日には、阿久比町立東部小学校5年生の児童170人が、3クラスと2クラスの2部に分かれ、稲刈りを体験。女性部員のほか、米農家の杉浦康治さんらが講師を務めました。
 この日刈り取ったお米は、児童たちがいつも給食で食べている「あいちのかおり」。当初6月頃に田植え体験も行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となりました。
 はじめに杉浦さんは、カマの取り扱いに注意を促し、「カマを引くことがこつ」と稲の持ち方や刈り方を実演しながら説明。児童は女性部員の手を借りながら一人10株の稲を刈り取りました。児童の収穫後には、杉浦さんがコンバインを使った稲刈りを披露。コンバインが登場すると、児童たちから「かっこいい」と歓声が上りました。
 質問タイムでは多くの児童が手を挙げ、「今日刈り取った稲はどれくらいの量のお米になるのか」「やりがいを感じるときはいつか」「なぜこの仕事を選んだのか」など質問が飛び交いました。
 稲刈りを終えた児童は「とても楽しかった」「もっと刈りたい」と笑顔で話しました。



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