優良生産者を表彰し産地方針など承認/かんきつ出荷組合生産者大会

 あいち知多かんきつ出荷組合は露地ミカンの本格的な出荷シーズンを前に11月2日、JAあいち知多美浜支店で生産者大会を開きました。部会役員や関係者32人が集まり、2021年度の産地方針や出荷規約を承認したほか、優良生産者8人を表彰しました。
 例年は知多半島内でミカンを生産する組合員ら全員が一堂に会して行うが今年は新型コロナウイルス感染対策として部会役員だけが参加。JAあいち知多の山本和孝組合長は「生産基盤の維持拡大に向けて産地環境に適応し、競争力のある産地としてますます発展してほしい」とあいさつしました。かんきつ出荷組合の久保和彦組合長は「出荷基準の徹底と出荷予約の適正により、高品質なミカンを安定的に出荷していこう」と呼び掛けました。
 大会では早生ミカン、ちたポン、みはまっこなど、出荷品別の部門ごとに収量・糖度・品質などによる評価で優秀だった8人を優良生産者として表彰したほか、①温州みかん「あいち知多みかん」の安定生産②特選みかん「あまみっこ」の栽培に取り組もう③太田ポンカン「ちたポン」の栽培面積拡大を図ろう④ハウスみかん「みはまっこ」「さわみっこ」の経営安定を図ろう⑤新規就農者の育成、技術向上に産地が一体となって取り組もう⑥消費者に安全・安心な果実を提供しよう―の産地方針や出荷規約を承認しました。



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