出荷規格を統一/キウイフルーツ目ぞろえ会

 JAあいち知多キウイフルーツ部会は11月16日、常滑市の同JA常滑南部営農センターで販売会議と目ぞろえ会を開きました。同部会の4支部の代表や市場関係者ら17人が参加しました。出荷時期を話し合うとともに、等階級などの基準を確認しました。
 知多地域のキウイフルーツは11月中旬から下旬にかけて収穫し、12月中旬までに選別します。各農家やJAの施設で貯蔵し、年末から出荷を始めます。本格的な出荷は年明けから。部会には、4支部34人が所属し、3.7ヘクタールで栽培。2021年度はレギュラー品として16.4トン、農林水産省のガイドラインに基づきJAあいち経済連が認証した特別栽培農産物「いきいき愛知」として16.8トンの出荷を見込みます。
 販売会議では市場関係者が国産果物や輸入キウイフルーツの情勢を報告。部会には計画的な出荷を要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったキウイフルーツを使い、傷や形状、日焼けなどによる等級を確認し、出荷規格の統一を図りました。
 柿田藤衛部会長は「今年は開花期の降雨により着果量は少なかったが、規格をそろえて、品質のよいものを出荷していきたい」と話しました。



  • 前へ
  • 次へ