契約ハクサイの出荷規格を確認/新たに鉄コンによる出荷も

 阿久比町と大府市の生産者で構成される阿久比白菜研究会は11月24日、漬物用ハクサイの本格出荷を前に、同JA阿久比営農センターで目ぞろえ会を開きました。部会員、JA、関係者ら13人が集まり、出荷方法や外葉の調整などの出荷規格を確認しました。
 同研究会では、以前から漬物用のハクサイを出荷しており、今年度は既存の段ボール出荷に加え、試験的に鉄コンテナ出荷にも取り組みます。7人の生産者が2月下旬までに220トンを出荷予定。出荷されたハクサイは浅漬けやキムチの材料となり、知多半島産のハクサイを使用した加工品として販売されます。
 地元漬物加工会社のダイニチ食品株式会社の磯貝幸弘代表取締役社長は「この目ぞろえ会でしっかりと目を合わせて、いい品質のものを安定的に出荷してほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会後には各生産者のほ場を巡回し、生育状況や出荷基準を確認。新たに取り組む鉄コンテナ出荷においては、生産者の出荷労力軽減と加工場での効率化を目指しており、シーズンとおして検証を行います。



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