年明けキャベツの出荷規格を確認/目ぞろえ会開催

JAあいち知多大府露地野菜協議会は1月11日、大府営農センターで年明けキャベツの目ぞろえ会を開きました。キャベツを栽培・出荷する農家ら40人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市、常滑市、南知多町を中心にキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷します。今年は101戸の農家が同部会に所属し、93ヘクタールで作付け。市場出荷と業務用出荷をあわせて4600トンの出荷を見込みます。
 大府露地野菜協議会の廣瀬保敏会長は、「昨年10月から始まった出荷ではクレームも無く市場からの評価が高い。引き続き品質の良いものを出荷していこう」とあいさつ。JAあいち経済連園芸部西部販売課の滝本哲也さんは情勢を報告し、「しっかり目を合わせて良質な出荷をお願いしたい」と話しました。
 目ぞろえ会では浅田昌司専任検査員が切り口の調製や段ボールへの詰め方などを説明。「この時期はアントシアンに注意すること。段ボールの中で玉が動かないようにサイズを揃え、向きを確認すること」と呼び掛けました。



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