生育促進へ早めの芽かきを/ブドウ芽かきのポイント学ぶ

 東浦森岡ぶどう組合は4月8日、東浦町内の石田農園でブドウ芽かき講習会を開きました。組合員ら関係者40人が参加して、芽かきの時期や方法などを確認しました。
 同組合には27戸の農家が所属し、作付面積は28ヘクタールで、巨峰を中心に栽培しています。ハウス栽培と露地栽培を組み合わせて7月下旬から9月中旬にかけて各農家が直売を中心に販売。
 この時期の芽かきは樹体内の貯蔵養分の浪費を防ぎ、樹勢をコントロールするとともに、結果枝の強さや生育をそろえることを目的に行います。
 はじめに同組合の水野芳和組合長が「講習会でしっかり学んで栽培に生かしてほしい」とあいさつ。
 講習会では愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の平晋一郎主任専門員が、芽かきやかん水のポイント、病害虫の防除対策などを説明。「昨年に比べ生育が遅れているが今後一気に生育が進む。生育を促進させるためにも早めに芽かきを行うこと」と呼び掛けました。



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