共同作業で球根出荷/JAあいち知多球根部会

 JAあいち知多球根部会は7月26日、27日、ラナンキュラスとアネモネの球根の共同出荷作業を行いました。部会員らが、出荷先ごとに色や種別に分け、バケツを使って計量して紙袋に詰めました。
 同部会は東海市大田地区を中心に7戸の農家が所属。約1.2ヘクタールでラナンキュラスとアネモネの球根を栽培しています。種苗会社からの委託栽培を含め、親種から株を育て、球根を種苗会社へ販売します。
 部会では花が咲く4月下旬に、部会員と種苗会社の担当者らがほ場を巡回し、区画ごとに花の形状や別の品種や色が混じっていないかなどを確認。球根の状態では判別できないため、花が咲いている状態で確認し、品質の安定化を図っています。
 この日は、花の刈り取りを5~6回ほど繰り返し、球根が肥大した6月中旬に掘り上げ、各農家が乾燥選別を行った球根を同JA知多営農センターに持ち込みました。
 同部会の佐治達也会長は「見た目では、色や品種が分からないため、混じらないよう出荷作業は気が抜けない」と話します。同部会ではラナンキュラス5900リットル、アネモネ4400リットルを出荷しました。



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