イチジク検査員が集荷場を巡回/高品質で市場に高評価

 JAあいち知多いちじく部会は9月15日、検査員による交流巡回検査を行いました。検査員が東浦、知多、常滑南部、美浜、内海の5つの集荷場を巡回し、出荷規格や選別基準を確認してまわりました。
 竹内雅彦専任検査長は「集荷場によって選別基準に若干ばらつきがあるので迷った時は等級を下げるなど厳しめの選別をお願いしたい」と呼び掛けました。検査に同行した市場担当者は「市場で知多半島のイチジクの評価は非常に高い。引き続き品質を落とさないように高品質の出荷を維持してほしい」と要望しました。
 同部会では68戸の農家が19ヘクタールでイチジクを栽培。品種は「サマーレッド」が7割で、「桝井ドーフィン」が3割。今年は8月中旬をピークに11月上旬までに64万6千パック(1パック350グラム)を京浜・中京の市場に出荷する予定です。この地域ではビニールハウスを使った雨除け栽培や、果実に雨が当たらないようにする傘かけ栽培が普及しており、高品質で市場の評価も高いです。



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