特殊詐欺に注意して/年金受給日に呼び掛け

 JAあいち知多常滑事業部本店は4月14日、常滑市防犯協会連合会に協力し、年金受給日に合わせた特殊詐欺防止啓発運動を行いました。JA職員、警察官、常滑市役所職員らが来店客にチラシと粗品を配布し、特殊詐欺防止を呼び掛けました。
 この取り組みは、愛知県内でキャッシュカード詐欺盗やオレオレ詐欺といった特殊詐欺が依然として発生していることから、常滑市防犯協会連合会が同JA本店へ特殊詐欺防止啓発運動の協力を依頼。昨年も同様の取り組みを行っています。
 この日は、JA職員、警察官、常滑市役所職員らが特殊詐欺の手口や対策をまとめたチラシと粗品を本店入口で来店客へ手渡し、注意を呼び掛けました。
 愛知県常滑警察署生活安全課生活安全係の中村大警部補は、「今年に入って市内で既に5件もの特殊詐欺が発生している。詐欺にまで至っていない前兆電話の報告もあり、常滑の町が狙われている。このような啓発活動を通じて、被害にあわないように少しでも意識を高めてほしい」と力を込めました。
 同JAの玉井亮本店長は「怪しいと感じても110番するのは抵抗がある方も多いと思う。窓口での声掛けや警察相談専用電話の紹介など、今後も特殊詐欺未然防止に向けた活動を続けていきたい」と話しました。



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