おいしいブドウ栽培に向け講習会

後の管理も考え新芽を見極め
~東浦森岡ぶどう組合が講習会~

芽かきのポイントを確認した講習会


 愛知県東浦町のブドウ生産農家で作る東浦森岡ぶどう組合は4月11日、おいしいブドウを栽培するために、よい新梢(しんしょう)をバランスよく配置し、その後の生育をコントロールするための「芽かき作業」の講習会を行いました。講習会には組合員ら45人が参加して、作業のポイントや、今後の栽培管理の方法を確認しました。
 東浦森岡ぶどう組合は33人が所属し、ハウス栽培と露地栽培を組み合わせ、7月下旬から9月上旬にかけて各農家が直売を中心に販売しています。作付け面積は約40ヘクタール、種有の巨峰が8割を占めています。
 この日は講習会に園地を提供した石田直人さんが、巨峰を栽培する園で芽かきのポイントを説明。「芽の数を調整するだけでなく、枝の誘引など後の作業のことも考えてかきとる芽を見極めることが大切」と呼び掛けました。
  同組合の平林宏也組合長は「各農家が学んだことを生かし、出来ることから各園で取り組んでほしい」と講習会の成果に期待しています。


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