新規就農者を激励/地域農業をけん引

 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所、知多半島内の5市5町で作る「知多新規就農支援協議会」は7月31日、常滑市のJAあいち知多総合本部ビルで新規就農者激励会を開いきました。2023年5月2日から2024年5月1日までの一年間に知多半島内で就農した21人のうち15人が参加しました。栽培品目は水稲、露地野菜、施設野菜、果樹、花きなど多岐に渡ります。
 知多農林水産事務所の冨田隆広所長は「さまざまな課題や悩みも多いと思うが、地域農業の担い手として理想とする農業を実現してほしい」とあいさつ。同JAの山本和孝組合長は「JAとして皆さんに寄り添っていく。理念を持って経営に取り組み、地域農業を支えてほしい」と新規就農者へ激励の言葉を贈りました。
 新規就農者の自己紹介では、経営作目や今後の目標を発表。知多市でイチジクを栽培する石井徹さんは「若い世代として地域農業を引っ張っていきたい」と抱負を語りました。
 参加した新規就農者には同JAから就農記念品を、知多新規就農支援協議会からは就農激励状を贈りました。
 激励会にはJAの各総合営農センター長や管内市町の担当者も参加し、「気軽に相談してほしい」と呼びかけました。



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