ハウスキュウリ本格出荷スタート/760トンの出荷見込む
JAあいち知多きゅうり部会は11月12日、JAあいち知多南部総合営農センター内の美浜きゅうり共選場でハウスキュウリの共同選果を本格的にスタートさせました。この日は20人の生産者が約2.7トンを出荷。部会員が収穫したキュウリを持ち込み、選別カメラを搭載した選果機を使って長さや曲がり、太さなどを瞬時に判断して選別し、中京地区の市場に出荷しました。
同きゅうり部会には22戸の農家が所属。4ヘクタールでハウスキュウリを栽培し、6月下旬までに760トンの出荷を見込みます。
同部会は1986年に4名で発足し、97年に選果機を導入して共同選果・共同販売を開始。部会員同士の結束力が強く、部会全体で新規就農者のサポートを行っています。
本格出荷前の10月24日には、同JA南部総合営農センターで出荷説明会を開き、今シーズンの出荷規約や選別基準を確認しました。目ぞろえ会では、部会員が持ち寄ったキュウリをサンプルとし、太さや曲がり、着色による選別基準、ひと箱当たりに入れる本数などを確認。同部会の須田康徳部会長は「今年は暑さが長引き栽培しづらいが、頑張って乗り切ってほしい。知多の品質の良いキュウリを出荷していこう」と呼びかけました。