夏系品種から秋系品種へ/生産者がほ場を巡回
黄菊の共選出荷組織「ウイングマム21」は11月22日、夏系品種から秋系品種への切り替えのタイミングで生産者のほ場を巡回しました。生産者や関係者11人が参加し、出荷切前の基準のほか、年末作の生育状況を確認しました。
同組織は出荷品目を黄色の輪菊に絞り、夏ギクと秋ギクを組み合わせることで年間を通して販売しています。阿久比町と半田市の生産者6人が所属し、2.5ヘクタールで年間約170万本を出荷します。
各ほ場では、菊の成長具合やハウス内環境を確認。知多農林水産事務所農業改良普及課の職員の意見を交えながら、温度管理や潅水のタイミングなどを生産者同士でアドバイスし合いました。竹内誠敏部会長は「年末の販売に向けてしっかり規格を確認してほしい」と話しました。