クリスマスに向けイチゴ出荷本格化

クリスマス直前に規格確認
共同出荷のイチゴ目ぞろえ

イチゴの出荷規格を確認する組合員


 知多半島で唯一イチゴを共同出荷している東浦いちご共同出荷組合は12月11日、最も需要が伸びるクリスマスを前に出荷規格を統一して有利販売につなげようと、東浦営農センターの集出荷場で目ぞろえ会を開きました。
 同組合では2012年から出荷品種を「紅ほっぺ」に統一して安定生産と有利販売を目指しています。
 目ぞろえ会には生産者、市場関係者ら7人が参加し、着色や形状などの出荷規格を確認しました。
 名果株式会社の嶋田弘士課長は「全国的に生育が早まり、一番花の大玉が終わりつつある」と情勢を報告。「これから大玉が出せるこの地域も品質の良い物を出荷してほしい」と期待しました。
 目ぞろえ会では嶋田課長が集荷場に持ち込まれたパックを確認しながら、「パック内での色目はそろえ、玉ずれしないようにラップをしっかり掛けて」と呼び掛けました。
 同組合の鈴木耕司組合長は「みんなで品質をそろえ、有利に販売していきたい」と話しました。


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