早出しタマネギ「たま坊」初出荷

早出しタマネギ「たま坊」初出荷
生育順調で品質良好

 JAあいち知多の早出しブランドタマネギ「たま坊」の出荷が7日に始まりました。生育は順調で、初日としては過去最高の540ケース(1ケース3キロ)が管内2か所の集荷場に持ち込まれた。4月中旬までに1500トンの出荷を見込んでいます。
 「たま坊」は一般的な早生タマネギよりさらに早く、1・2月から収穫できる極早生品種のタマネギで、JAあいち知多では2004年から「たま坊」の名前で統一し、ブランド化を図っています。この時期に出荷できる産地は全国的に少なく、愛知県内では一番早い出荷です。
 初出荷では東海市大田町の東海営農センターに12戸の農家が455ケースを持ち込み、専任検査員らが出荷規格を確認した後、名古屋市場などに送りました。
 知多園芸振興協議会春野菜部たまねぎ部会の山口由彦部会長は「夏の長雨や連続した台風などの影響で、作業や生育の遅れを心配したが、その後は順調で品質も良好。規格を守り有利に販売していきたい」と話しました。


「たま坊」は4月中旬まで品種を変えながら出荷されます。この時期に出荷されるのはどちらも「愛知の伝統野菜」に登録されている「養父早生」と「愛知白早生」です。


「たま坊」の代表品種「養父早生」

もう一つの代表品種「愛知白早生」


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