芽かきで新梢の生育そろえよう

芽かきで新梢の生育そろえよう
ぶどう組合が講習会


芽かきのポイントを確認する組合員


知多郡東浦町の森岡を中心にブドウを栽培する農家で作る東浦森岡ぶどう組合は4月10日、町内のブドウ園で芽かき講習会を開きました。組合員ら45人が参加して、芽かきの時期や方法、最終新梢数の目安などを確認しました。
 同組合には33戸の農家が所属し、ハウス栽培と露地栽培を組み合わせ、7月下旬から9月上旬にかけて各農家が直売を中心に販売。作付け面積は約40ヘクタールで、品種は巨峰が約7割を占めています。
講習会では愛知県知多農業改良普及課の近藤祐司主任専門員が、芽かきやかん水のポイント、病害虫の防除対策などを説明。「こまめに園地を回り、状況に合わせた作業をすることが大切。2~3回に分けて徐々に新梢の生育をそろえてください」と呼び掛けました。
 同組合の杉原和嘉雄組合長は「4月上旬は雨が多く、樹が十分に水分を吸収しているので、天候がよければ発芽は順調に進みそう。今後は安定した天候に期待するとともに、適正な管理でおいしいブドウを育てたい」と話しました。


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