みはまっこ出荷スタート

みはまっこ出荷スタート
コクのある甘さに仕上がり

選果機へ送り込みながら品質をチェック


 JAあいち知多特産のブランドハウスミカン「みはまっこ」の出荷が6月15日、美浜町にある同JAの美浜みかん共選場で始まりました。例年より1週間ほど遅い出荷ですが、果実が充実し甘い仕上がりに。9月下旬までに170トンの出荷を見込んでいます。
 「みはまっこ」は美浜町を中心に3.2ヘクタールで栽培。今年は同JAのハウスみかん部会の部会員23人のうち15人が出荷を予定しています。
 あいち知多かんきつ出荷組合の鵜飼泰弘組合長は「今年は3~4月の長雨、日照不足と、4月下旬からの高温で着色が遅れた。例年より1週間ほど収穫が遅くなったが、その分樹上で完熟し、酸味と甘みのバランスがとれたコクのあるおいしさに仕上がった」と味に自信を見せています。
 出荷初日は農家が家庭選別した「みはまっこ」500キロを選果場に持ち込み、選果機を使って果実の大きさごとの階級に選別。さらに担当者らが、傷や色をチェックしながら段ボール箱や贈答用の化粧箱に詰めました。
 出荷量が増える今月末からは、同JAのグリーンセンター、グリーンプラザなどでも本格的に販売します。


機会を使って大きさごとに選別

一つ一つ手でさらに選別

化粧箱にきれいに詰め込みます

あいち知多かんきつ出荷組合のページへ


  • 前へ
  • 次へ