極早生タマネギ「たま坊」県内トップで出荷

極早生タマネギ「たま坊」県内トップで出荷

「たま坊」の品質を確認する検査員

 JAあいち知多の早出しブランドタマネギ「たま坊」の出荷が1月6日に始まりました。秋から冬にかけて暖かい気候が続いたため、生育は順調。初日としては昨年を上回る過去最高の673ケース(1ケース3キロ)が2カ所の集荷場に持ち込まれました。4月中旬までに1400トンの出荷を見込んでおり、この時期に出荷できるのは全国でも少なく、愛知県内では一番早い出荷となりました。
 初日となった6日には、東海市にある同JAの東海営農センターの集荷場には12戸の農家が575ケースを持ち込み、専任検査員らが出荷規格を確認した後、東京や名古屋の市場へと送りました。
 今年は8月のは種時期の長雨で生育の遅れを心配しましたが、適切な管理と天候の回復で順調に生育。大玉で締まりが良いタマネギに育っています。
 知多園芸振興協議会春野菜部の浅井林一委員長は「規格をしっかり守り出荷し、消費者に新鮮なものを届けたい」と話しています。


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