特産ペコロス出荷開始

特産ペコロス出荷開始
生育早く球締まり良好

ペコロスの品質をチェックする永井組合長(右)知多市で

 知多市特産の小タマネギ「ペコロス」の出荷が4月20日、知多市のJAあいち知多岡田集出荷場で始まりました。初日は6戸の農家が188ケース(1ケース5キロ)を持ち込み、品質や出荷規格を確認した後2ケースずつ結束し、市場へ出荷しました。
 ペコロスは一般的な品種のタマネギを密植(間隔を狭めて植える)することで小さく育てたもので、直径は3~4センチ。カレーやシチューなど煮込み料理にそのまま使える野菜として、人気があります。タマネギに比べ辛みが少なく甘みがあるのが特徴です。
 全国でも栽培される地域は少なく、北海道と知多市が中心。8月までに市場に出回る春収穫のものは、およそ8割を知多市産が占めると言われてます。
 日長ペコロス生産組合によると、今年は例年より1週間から10日ほど早い生育で、球締まりも良く例年並みの作柄だという。今年は知多市の日長地区を中心に15戸の農家が1.7ヘクタールで栽培。8月下旬までに7000ケースの出荷を見込んでいます。


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