地元のお米食べて

地元のお米食べて
JAが知多半島のお米寄贈


アグリス米を受け取る児童代表

 JAあいち知多は食農教育の一環として毎年5月から9月にかけて、知多半島内の小中学校が野外活動などの食事として使う米を提供してます。5月23日には管内の小中学校を代表して、東浦町立片葩小学校で贈呈式を行い、児童の代表にアグリス米「あいちのかおり」15キロと、子ども向け食農教育用雑誌「ちゃぐりん」を渡しました。
 同JAでは地元の子どもたちに食の安全・安心と、水田が持つ多面的な機能を学び、地域の農業の大切さやJAの活動に対する理解を深めてもらうことを目的に、管内の小中学校の児童・生徒を対象に、学校の野外活動などで使う米を無償で提供しています。毎年1人当たり300グラム(約2食分)を基準に各校からの申請に基づいて配布し、昨年度は91校に合計2475キロを提供しました。今年も同程度を提供する予定です。
 23日に行った寄贈式には片葩小学校の5年生児童約90人が参加し、児童の代表者にJA関係者がアグリス米「あいちのかおり」5キロ入りを3つと、「ちゃぐりん」を渡しました。
 JAあいち知多の鈴木鑑一東浦地域担当理事代表は「知多半島産の米を食べることで、地域の農業や食の安全・安心について考える機会にしてください」と呼び掛けました。
 児童を代表して成田昊右くんは「もらったお米を美味しく食べます」と感謝しました。
 同校では、受け取った米を宿泊研修で活用する予定です。


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