花男子パフォーマンスで花贈り

花男子パフォーマンスで花贈り
花き協議会が10周年で記念行事


即興で花束を作る花男子のパフォーマンス


 JAあいち知多花き協議会は5月31日、常滑市の同JA総合本部ビルで設立10周年の記念行事を行いました。協議会の立ち上げから6年間会長を務めた南知多町の磯部信満さんを功労者として表彰したほか、HANAイノベーション株式会社の近藤祐司さんによる記念講演や花男子プロジェクトによるパフォーマンスが行われました。
 JAあいち知多花き協議会は知多半島の各市町にある10の地域組織と品目別の部会組織、JAの出荷組織などが一つになり2009年3月に設立。各種イベントでのPR・即売会や研修会、鉢物展示会のほか、げんきの郷でのチャリティー即売会などの活動を積極的に行い、花の消費拡大を図る活動を展開います。現在は151人の会員が所属します。
 記念行事で北澤保会長は「愛知県は花の生産額では全国一ですが、花の購入金では下位になる。まずは生産者自身が花を飾り、プレゼントするなど購入する機会を増やして行こう」と呼び掛けました。
 JAあいち知多の前田隆組合長は「これからも花の生産拡大に向けともに頑張っていこう」と激励しました。
 功労者表彰を受けた磯部さんは「花は人の感情に訴えることができる作物です。長年花に携わる仕事ができたことを誇りに思います」と喜びを語りました。
 記念講演では男性から女性に花を贈る“花贈り”文化の普及のため「花男子プロジェクト」を立ち上げたHANAイノベーション株式会社の近藤祐司代表が「花男子プロジェクト これまでの軌跡」をテーマに講演。「花贈りは花を贈る人、受け取る人双方が笑顔になれる。花贈りという新たな文化の普及をいろいろな人と連携して地域が潤う仕組みを考えていきたい」と語りました。
 講演後は近藤さんらによる花男子パフォーマンスを開催。パフォーマーが即興で作ったブーケを、協議会の会員が日頃言えない感謝の言葉とともに、家族に贈りました。


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