市場担当者に自分の商品PR

市場担当者に自分の商品PR
鉢物展示会で商談も



 JAあいち知多花き協議会は10月4日、南知多町のJAあいち知多の知多南部花きセンターで鉢物展示会「オータムフェア2018in知多」を開きまし。知多半島内の鉢物生産者、市場担当者ら70人が参加して、秋から冬にかけて出回る花や観葉植物の出荷時期や数量の情報を交換したほか、限定やおすすめ商品の商談を行いました。
 同協議会では毎年秋の10月と、春を迎える2月の2回、全国の市場担当者を招いて展示会を開いています。生産農家がただ商品をつくるだけでなく、市場のトレンドや消費者の要望を市場担当者から直接聞くことで、販売を意識したより売れる商品づくりにつなげてもらうことが狙い。
 昨年2月の同フェアから設けた商品紹介タイムでは、生産者自身が自分の商品をPRするとともに、限定商品やおすすめ商品の特徴を説明し、新品種の注文を呼び掛けました。
 展示会実行委員会の森田広幸委員長は「生産資材や運賃などコストが高くなる中、生産者も市場関係者も少しでも高く販売したいという思いは同じ。展示会をうまく利用してお互いに売れる商品の情報を共有していきたい」と話しました。
 


市場関係者におすすめ商品を説明する生産者


  • 前へ
  • 次へ