卒業式に花を飾ろう

卒業式に花を飾ろう
花き園芸組合が移植指導


パンジーの苗を移植する児童

 愛知県美浜町の花き生産農家で作る美浜町花き園芸組合は10月23日、町内6つの小学校でパンジーを植木鉢に移植する花育活動を行いました。移植したパンジーは児童らが管理し、来春3月の卒業式で6年生が通る花道などに飾る予定です。
 同組合では花や緑に親しみ、育てる機会を通じてやさしさや美しさを感じる気持ちを育ててもらおうと、地元で育てた花苗を使って栽培を体験してもらう花育活動に取り組んでいます。活動は2012年から行い今回で7回目。今年は町内の小学校6校の4年生を対象に、白と黄色のパンジー合計394ポットを配布。同組合の役員ら10人が手分けしてそれぞれの学校で移植作業を指導しました。
 美浜町立河和小学校では4年生2クラスの児童70人が参加。同組合の坂口裕城組合長(32)が植木鉢に入れる土の量や植え方などを説明すると、児童らは手際よく植え替えを行いました。
 作業をした児童は「家でも花を育てているので、楽しく作業できた」と話しました。
 作業後坂口組合長は水や追肥の与え方を説明し、「花は管理すれば必ず答えてくれる。しっかり面倒をみてきれいな花を咲かせてください」と呼び掛けました。


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