ハウスキュウリ本格出荷スタート/800トンの出荷見込む

 JAあいち知多きゅうり部会は11月6日、南部総合営農センター内の美浜きゅうり選果場でハウスキュウリの共同選果を本格的にスタートさせました。この日は16名の生産者が2.8トンを出荷しました。部会員が収穫したキュウリを持ち込み、選別カメラを搭載した選果機を使って長さや曲がり、太さなどを瞬時に判断して選別し、中京地区の市場に出荷しました。
 同きゅうり部会には23戸の農家が所属。4.3ヘクタールでハウスキュウリを栽培し、6月下旬までに800トンの出荷を見込みます。
 同部会は昭和61年に4名で発足しました。平成9年に選果機を導入して共同選果・共同販売を開始。平成22年からはほぼ毎年新規就農者が加入しています。
 本格出荷前の10月26日には、南部総合営農センターで出荷説明会を開き、今シーズンの出荷規約や選別基準を確認しました。目ぞろえでは、サンプルとして準備したキュウリを使い、太さや曲り、着色による選別基準、ひと箱当たりに入れる本数などを確認しました。同部会の須田康徳部会長は「市場からは高い評価をもらっている。規格をしっかりと遵守して引き続き信頼される産地としてがんばろう」と呼び掛けました。



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