早生タマネギ本番/有利販売に向け選別徹底

 極早生品種から早生品種に出荷が移行し、20キロ入りネットおよび10キロ入り段ボールの出荷が開始することから、JAあいち知多では主要産地の営農センターや集荷センターで目ぞろえ会を開きました。5月上旬から本格出荷を迎える大府集荷センターでは4月15日、生産者ら関係者50人が集まり、出荷基準を確認しました。
 大府露地野菜協議会の山口貴也会長は「細かい部分までしっかり確認していいものを出していこう」とあいさつしました。JAあいち経済連の担当者は「売り場を確保して順調な販売につなげているので、品質管理を徹底してほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会では同協議会たまねぎ部会の鈴木栄専任検査員が出荷規格を説明し、「少しでも病気の心配があるものは避けること。ネットや段ボールの重さは守ること」などを呼びかけました。
 JAあいち知多では東海市・知多市・大府市・南知多町を中心に208戸の農家が間51.0ヘクタールでタマネギを栽培。1月初めから7月中旬までに、市場出荷と業務向けの契約出荷を合わせて2900トン出荷します。



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