特殊詐欺防止を呼びかけ
ＪＡあいち知多知多事業部は４月１５日、愛知県知多警察署、知多市と協力し、年金受給日に合わせた特殊詐欺被害防止啓発キャンペーンをイトーヨーカドー知多店ＡＴＭコーナーで行いました。ＪＡ職員、警察官、市職員らがＡＴＭ利用者にチラシと粗品を配布し、特殊詐欺防止を呼び掛けました。
知多警察署と同ＪＡでの啓発活動は初めての取り組みであり、本年に入り特殊詐欺被害及び特殊詐欺の前兆電話を多く認知している状況やその被害の約８割が高齢者を占めていることから、知多警察署が高齢者の利用が多く見込まれる同ＪＡへ協力を依頼しました。
この日は、ＪＡ職員、警察官、市職員らが特殊詐欺の手口や国際電話利用休止申込の声掛けを行いました。実際に話を聞いた利用者は「サービスがあるなら申し込みたい」「知らない番号からの電話は取らないようにしている」と話しました。
知多警察署生活安全課生活安全係の中野伸次警部補は「現在、固定電話による被害が８割を占めており、国際電話番号による被害が増大してきている。対策としてまずは話さないことが重要である」と力を込めました。
同ＪＡ新知支店の竹内正典支店長は「支店での声掛けはもちろんだが行政や警察署など地域を巻き込んだ活動が必要だ。これからも地域の人たちと連携を取り特殊詐欺防止に努めていきたい」と話しました。
