献米斎田で播種祭/第132回愛知県農業祭献穀事業

 JAあいち知多は4月17日、第132回愛知県農業祭献穀事業の一環として常滑市内の斎田で播種祭を開きました。献穀者の山本和孝組合長のほか、行政、JA関係者ら8人が参列しました。
 献穀事業は、地域内に「斎田」を決め、そこで収穫された米を皇居に献上することで五穀豊穣を祈り、自然の恵みと勤労に感謝を示す神事。毎年県内のJAが持ち回りで事業を執り行っています。同JAが担当するのは、2009年以来15年ぶり。
 播種祭では、「斎田清祓(きよはらい)の儀」「播種の儀」などの神事を行いました。「播種の儀」では献穀者の山本組合長が斎田を起こした後、同JA伊藤勝弥専務理事と来賓の2人が「あいちのかおり」のもみをまきました。山本組合長は「本日播種したあいちのかおりを安全・安心なお米として豊かに実らせ、皇居へ無事献上できるよう精一杯努めたい」とあいさつしました。
 今後、5月に「お田植祭」、10月の「刈穂祭」を経て、11月23日に執り行われる「新嘗祭」に供えられます。



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