ハウスイチジク目ぞろえ会/本格出荷前に規格を確認

 JAあいち知多ハウスいちじく部会は4月23日、ハウスイチジクの本格出荷前にJAあいち知多西部総合営農センターで販売対策会議と目ぞろえ会を開きました。部会員、JA職員、市場関係者ら18人が集まり、選別の基準を確認。有利販売に向けて意思統一を図りました。
 同部会には農家7人所属し、東海市、知多市、常滑市、南知多の176アールでハウスイチジクを栽培しています。4月上旬から8月中旬までに16万3千パック(1パック360グラム以上)の出荷を見込みます。
 販売対策会議では各生産者が生育状況や出荷状況などの現状について報告。「病害虫の被害はなく品質は良好。昨年よりも緩やかなスタートだが、ゴールデンウィーク明けに本格出荷を迎える」と分析しました。経済連や市場関係者は「ブランド化して量販店にPRを行うため、高品質ものを出してほしい。また、有利販売につなげるため出荷量が増えるタイミングなど早めの情報提供をお願いしたい」と要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったイチジクを使い、着色や形状、ハトメの割れ具合などによる等階級の選別基準を参加者全員で確認しました。
 渡邊充則部会長は「品質の良いものを少しでも多く出荷していこう」と呼びかけました。



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