ブルーベリー目ぞろえ会/出荷規格統一し良品質めざす

 JAあいち知多ブルーベリー出荷研究会は5月17日、同JAの東部総合営農センターで販売対策会議と目ぞろえ会を開きました。会員とJA担当者ら13人が参加しました。  
 目ぞろえ会では、採れたてのブルーベリーを机に広げ、実際に触れて感触やサイズ感などを確認。大きさに応じてLから4Lまでの階級に分け、虫食いや傷、完全に色づいていないもの、熟れすぎたものなど、出荷に適さない果実を選別し、出荷規格の統一を図りました。
 販売対策会議では、市場の青果担当者と経済連担当者が販売情勢などを説明。「夏果実は全体的に厳しい生育状況だが、良い品質のものを安定して出荷してほしい」と呼び掛けました。
 同研究会には農家8戸が所属し、栽培面積は180アール。ハイブッシュ系とラビットアイ系の品種を組み合わせ、収穫期間をずらしながら長期出荷を可能にしています。19日から出荷が始まり、8月下旬までに県内を中心とした東海エリアなどに5500パック(1パック100グラム)の出荷を見込むほか、同JAのグリーンセンターでも販売します。
 同研究会の小笠原暁会長は「今年は昨年より生育が遅めだが、天候も良く質、量ともに例年通りになることが予想される。栽培管理を徹底し、品質の良いものを出荷したい」と話しました。



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