露地ナス共同選果始まる 規格徹底して出荷

 JAあいち知多阿久比なす部会は7月1日、露地ナスの共同選果をスタートしました。出荷初日のこの日は6戸の生産農家が持ち込んだナス170キロを担当者らが大きさや曲がり、傷の有無などの基準確認し、選別して名古屋へ出荷しました。9月下旬までに33トンの出荷を見込みます。
 同部会は阿久比町を中心に大府市、東浦町、常滑市、美浜町、南知多町などで露地ナスを栽培する農家14戸が所属。作付面積は120アールで品種は主に「筑陽」。部会では選別基準の統一や農家労働力の栽培管理への集中、端数など出荷ロスの解消を目的に、2012年からばら受けによる共同選果を導入し、今年13年目を迎えました。
 出荷前の6月24日には同JA東部総合営農センターで目ぞろえ会を開き、出荷規格を確認しました。同部会の田中友規部会長は「今年は例年通りの収穫量で生育も順調。きちんと出荷規格を確認して品質をそろえていきましょう」と話しました。



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