青木典久さん(半田市)が最優秀/第11回知多牛枝肉共進会
JAあいち知多は7月16日、名古屋市中央卸売市場南部市場で第11回知多牛枝肉共進会を開いきました。知多半島内の畜産農家が出品した知多牛28頭を審査し、最優秀賞には半田市の青木典久さんが輝きました。
知多牛「響」は黒毛和種の雄とホルスタインの雌を掛け合わせた交雑種(F1種)で、出荷月齢は22カ月以上。知多半島内で1年以上肥育され、やわらかな肉質と甘みのある味が特徴的なブランド牛です。肥育農家約50軒、年間出荷頭数約5100頭は、交雑種としては全国有数の出荷規模を誇ります。
同JAの山本和孝組合長は「4月1日よりスタートした知多どれブランドとして、知多牛を多くの人に知って食べてもらい、さらなる有利販売につながれば」と期待を込めました。
審査をした日本食肉格付協会東海・北陸支所名古屋営業所の和仁達朗所長は「昨年に比べ4等級を占める割合が大幅に上がり、しっかりとした枝肉が多かった。全体的にレベルが高く、生産者の肥育管理の良さが実証された」と講評しました。
この日は出品した枝肉の競りが行われ、農家らが見守る中、精肉業者らが次々と競り落としました。
その他入賞者は次の通りです。
▽優秀賞1席=皆川秀樹(常滑市) ▽優秀賞2席=榊原隆資(半田市)